当社は、1964年東京オリンピックが開催された年に、NOK株式会社のメカニカルシール製造部門が独立し、日本シールオール株式会社として設立され、その後1978年に現在のイーグル工業株式会社に社名を変更しました。
以来、陸・海・空のモビリティーを追求する総合部品メーカーとして、またドイツのメカニカルシールメーカーであるブルグマン社とアライアンスを組んでイーグルブルグマンブランドを展開する動力軸封装置メーカーとして、その地歩を固めながら、約半世紀に亘り、シーリング・ソリューション・プロバイダーとしての遥けき道を歩んで参りました。
当社の製品をご使用いただいております陸におけるモビリティーとは、自動車、二輪、建設機械等のいわゆるmovingvehicleであり、海にあってはタンカー、コンテナ船、ばら積み船を始めとした外航船やフェリー、内航船、漁船を含む船舶であり、空にあってはロケット、ジェット機、プロペラ機、ヘリコプター等であります。また、イーグルブルグマン製品をご使用いただいております対象は、石油精製、石油化学、鉄鋼、紙パルプ、食品、薬品、電力などの産業において生産設備に使用されるポンプ、コンプレッサー、ブロワー、攪拌機であります。
これらのいずれの製品も、回転機器が作動する場所において液体・気体等の流体が外部に漏れることを防ぐ部品であり、必然、お客様と一緒になって環境保護、省エネ促進に貢献してきたと自認する次第であります。回転機器の高速、高温、高圧化といった機器の性能向上に応えていくために、当社は持てるシール技術、動力伝達技術、バルブ技術、油圧制御技術、それを支える特殊加工・溶接技術を基礎とし、素材開発から製造までの一貫生産システムを構築して参りました。
今後とも、なお一層深化し高度化するお客様のニーズを確実に捉え、さらなる技術力の向上を目指して参ります。
当社は、1992年にNSO(Thailand)Co.,Ltd.としてバンブリーに設立され、その後2007年に現在のEKK EAGLE(THAILAND)CO.,LTD.を設立、2008年に現在のアマタナコン工業団地フェーズ8に新工場を建設し現在に至ります。
当社は、自動車のウォーターポンプに使用されるメカニカルシール、カーエアコンコンプレッサーに使用されるリップシール、ターボチャージャーに使用されるウェイストゲートアクチュエータ、二輪のエンジンに使用されるリードバルブ、住宅設備に使用されるバルブなどの生産販売を行っています。
当社はお客様と一緒に成長して来た会社であり、これからもお客様に喜ばれ、感動を与え、満足する製品を提供して行きたい考えております。そうする事によりお客様から信頼される得て、長くお付き合い頂く事が、ひいては弊社の従業員の幸せとなると信じております。
今後共、益々のご支援ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。